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【ドローン】購入の注意点は?ドローン専門家が教えます!


ドローンっていいな。ちょっと欲しいかも。ドローンを購入しようと思っているあなた!

もしかしたらどの機種を買うかによってドローンを買ってもすぐに簡単に飛ばせないかもしれません。

なぜなら、ドローンは機体によって重量や性能が違っています。重量によっては国土交通省への申請が必要になったり、ルールに違反すると罰金刑に処される可能性もありますので、購入前にしっかりチェックしておきたいですね。

今回は、購入する際に注意するチェックポイントをドローン専門の行政書士が法的な視点から解説します。

ドローン購入の注意点とは?

ドローン購入の注意点

  • ドローンが法律の規制対象か
  • 技適マークがついているか

では、この2つを詳しく見ていきましょう。

ドローンが法律の規制を受けるかの確認

ドローン購入の際、最も注意しなければいけない点は、ドローン飛行の際に法律(航空法)の規制対象になるかどうかです。

「航空法の規制対象になる」とはどういう意味かというと、航空法で決められたルールを守らない場合、罰金や罰則を受ける対象になるということです。

航空法の詳しい内容は別記事で解説しているので、そちらをご覧ください。

国土交通省の説明を分かりやすく説明しています。

※「確認必須」航空法の罰則の対象となる規制内容は?⇒

航空法の規制を受けるかどうかを判断する基準は、機体の重量(重さ)で確認します。

では、その重量はどれくらいなのか?次をみてみましょう。

200g以上か以下か、で判断する

2020年9月現在、航空法の規制を受けるのはドローンの機体の重量が200g以上の場合です。

つまり、200g以上のドローンを飛ばす時は、国土交通省の許可がないと勝手にドローンを飛ばしてはいけないのです。

もし許可なく勝手に飛ばした場合は、罰金や罰則・最悪逮捕される可能性もあるということになります。

極端な話、199gだった場合は規制対象にはなりません。

実際に199gのドローンが存在します。

※法規制の対象にならない199gのドローン!「マビックミニ(199g)」の性能は?その魅力を徹底解説。

今後ドローン(特にトイドローン)を購入される方は要注意!

今年度から航空法の規制対象とならないドローンが、200グラム未満から150グラム未満に変更になる予定です。
その為、現在トイドローンとして扱われているマビックミニ(199グラム)を購入した場合には、航空法の規制対象となり航空法上の許可申請を国土交通省にしなければなりません。

購入しようとしているドローンが、航空法の規制対象となるか確認してください。

※ドローンとトイドローンの違い→

技適マークがついているかどうか

次に注意が必要なのは、ドローンに技適マークがついているかどうかです。

上のマークが技適マークです。

技適マークとは、日本ラジコン電波安全協会の技術基準適合証明マークのことをいいます。

このマークがついているドローンでないと飛ばすことができず、もし技適マークがついていないままドローンを飛ばすと電波法違反となります。

技適マーク確認方法

技適マークはおもにドローンの型式名称や製造者が記載されている箇所に表示されています。

海外製品には技適マークがついていない可能性が高いため、海外製ドローンを使う際は注意が必要です。

もし技適マークがついていないドローンだったら、別途、技適マーク取得の申請が必要になります。

まとめ

ドローン購入の際の注意点は下記のとおりでした。

ドローン購入の注意点

  • ドローンが法律の規制対象か? ⇒ドローンの重量は200g以上ですか?
  • 技適マークがついているか? ⇒機体を確認してください!

法律というと堅苦しく考えがちですが、ようは、「ルールをしっかりと把握し、きちんと守ろう」ということです。

ルールを守って安全に楽しくドローンを飛ばせるよう、ドローン購入の前には必ずチェックしてくださいね。

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