遺言を書こうと思ったとき、「誰にどの財産をどのようにゆずるか」ということを考えなければなりません。
法定相続通りに分けるつもりがなくても、相続には遺留分と呼ばれるものがあり、遺留分を侵害していると、思った通りに財産をゆずることができないという事態になることも考えられます。
そうならないためにも、あなたの法定相続人が誰なのかを把握しておくとよいでしょう。
相続人調査は、遺言者の出生から現在までの連続した戸籍をすべて集め、その戸籍内容から誰が相続人となるのかを判断します。
- 1.遺言者の最新の戸籍を取得する
- まず、現時点での戸籍を取得します。
遺言者の本籍地の役所へ行って取得しましょう。
本籍地は、住民票を本籍地入りで取得することと記載されています。
- 2.1で取得した戸籍よりも更に古い戸籍があれば取得する
- 戸籍に書かれている内容を確認して、もっと古い戸籍があればその本籍地に行くか郵便で取得します。
それを繰り返して出生まで戸籍をたどります。
- 3.相続人を判断する
- 出生から現在までの戸籍を見て相続人が誰なのかを判断します。
戸籍取得は、遠方の場合その戸籍がある場所に行ったり郵便で申請したりと、思っているよりも大変な時間がかかる場合があります。
古い戸籍になるほど、一般の方では読み解くことが困難な戸籍もでてきます。
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